メダカを飼う上で必要な知識をまとめたページです。メダカの病気、治療方法を解説していきます。
病気の予防には水質管理が大切です。きれいな水で飼っている限りメダカはほとんど病気になりません。
汚れた水で飼っているとすぐに病気になって死んでしまいます。
そのためには水量や濾過能力に見合った量のメダカを飼いましょう。
そして水がすぐ汚れてしまうような過度のエサを与えないようにしましょう。
また見た目がきれいな状態でも定期的な水換えが必要です。
季節の変わり目など水温に変化が出る時期は注意深く観察しましょう。
目立たなくても消化不良を患っているかも知れません。
また、特定の病原菌にとって都合のよい水温になることで爆発的に増える可能性もあります。
メダカの具合が悪くなった時にペットショップが開いているとは限りません。
なるべく定番の薬は常備しておくと安心です。
塩化ナトリウム(食塩)
グリーンFゴールド顆粒 (抗菌剤)
「元気がないな」と感じたら0.5%(1リットルにつき5g)の食塩を入れてみてください。
適量を守れば食塩はメダカに害はないですし、治癒力を高める効果があります。
まず病気の疑いのあるメダカを隔離しましょう。
直接水槽に投入可能な薬品がほとんどだと思いますが、
グリーンFゴールド顆粒 (抗菌剤)等
「元気がないな」と感じたら0.5%(1リットルにつき5g)の食塩を入れてみてください。
適量を守れば食塩はメダカに害はないですし、治癒力を高める効果があります。
メダカの病気の特徴、治療法をまとめました。
白点虫が寄生することで発病します。 水温が下がり、魚が衰弱した時にかかりやすい病気です。
■症状初期症状ではメダカがかゆがって体をこすりつけます。
ヒレや体に白い斑点ができ、放っておくとあっというまに白点が体中に転移し、ひどくなると全身が粉をまぶしたようになって死んでしまいます。やがてはエラ病を併発することもあります。
多めの換水をし、1〜2週間、治療薬(メチレンブルーやグリーンFリキッド)で薬浴をします。
病気が発生した水は全て捨て、水槽内も掃除し、28〜30℃くらいに加温しエアレーションを行うと治癒率が高まります。
薬浴している間はなるべく絶食させてください。
カラムナリスという細菌に感染すると発病します。
水質が悪化していると菌が繁殖しやすくなります。
初期症状のうちは尾やヒレの先端部分が白く濁り、やがてヒレ全体が腐ったように白くふやけてボロボロになり、次第に体も変色していきます。
口の先端やエラなど、その他の部位にも転移する可能性があり、エラに感染すると呼吸困難を起こして死んでしまいます。
伝染病なので、できるだけ早く発見し、治療することが必要です。
別容器で治療薬(ニューグリーンFやグリーンFリキッド)で薬浴をします。
病気が発生した水は全て捨て、水槽内も掃除してください。
薬浴している間はエアレーションを行いなるべく絶食させてください。
メダカ同士の喧嘩、物理的衝撃、水温や水質の急変、ストレス、別の細菌の感染がきっかけとなり、体表に傷があったり、抵抗力が落ちたりしている場合に傷口に水カビが付着し綿帽子状に繁殖します。別名ワタカブリ病とも呼ばれる。
■症状体の表面に白い綿のようなものが付着。ひどくなると出血することも。体が傷ついていないかチェック。
似た症状に白雲病(コスティア症、キロドネラ症)があります。
こちらは初期は体をこすりつけようとし、元気がなくなり食欲が低下します。
体表に白い雲状のものが現れ、進行すると水底でじっとしたり水面で浮遊することもあります。
傷のあるメダカは傷口がふさがるまで治療薬(フレッシュリーフ)で薬浴をします。
カビがピンセットなどで取れそうならメダカに傷をつけないように取ってあげてください。
詳しくは不明だが、ウキブクロにガスを送り込む腺が異常動作し必要以上にガスを入れてウキブクロを膨らませる。
ダルマメダカ特有の遺伝病の可能性もある。
腹部が異常に膨らみ、お腹を上にしひっくり返る。 ダルマメダカに多く見られる。
■対策1度こうなると元には戻らない。
エサを食べるときに元に戻れる個体はそのまま生きる可能性があるが、他のメダカにちょっかいを出されやすいので隔離してやる方が良い。