メダカの繁殖に必要な知識をまとめたページです。メダカを飼育するのに適切な餌(エサ)ついて解説していきます。
メダカの産卵期は春から秋です。春から夏にかけて産卵します。
(夏の時期になるとメスは、ほぼ毎日産卵します。)
18℃前後から繁殖行動を開始します。ヒーターで保温すると年中繁殖します。
産卵は卵を水草等にすりつけて付着します。水草に関してはメダカの水草等に記載しています。
メダカの繁殖には、必ずオスとメスが必要です。ショップ等で購入する場合は、オス・メスを必ず見分けて購入しましょう。
オスとメスの見分け方は、主にひれの形・体型・体色等によって見分ける事が出来ます。
これは他の品種のメダカでも共通です。
背びれに切れ込みがある。
尻びれが平行四辺形で、大きい。
腹がまるみがあまりなく、スマートな形
オスの方が色がやや薄い傾向にある。
(※環境や個体差の影響が強いため一概には言えない。)
背びれに切れ込みがない
尻びれの後ろの方がせまくなっていて、体と同じ色がついている。
腹に少し丸みがある。 (※卵持ちは特に)
メスの方が色がやや濃い傾向にある。
(※環境や個体差の影響が強いため一概には言えない。)
産卵時期(春、夏)にオスとメスを一緒に水槽に入れて、水草等も入れておくとほぼ必ず産卵します。(※コツはこれだけ!)
産卵したら卵を隔離しましょう。親メダカが食べてしまいます。
綺麗な水に隔離しましょう。無精卵は水カビが生えてきます。
(※半透明になってると無精卵の可能性が高いです。)
水カビは有精卵にも移るので、カビが生えた卵は出来れば早めに除去しましょう。
産卵から孵化までの日数は水温によって左右されます。
1週間〜10日程で孵化します。(※低温だと一ヶ月近くかかる事もあります。)
メダカの稚魚が孵化したら、2、3日餌を上げなくても大丈夫です。
(※生まれたての稚魚は、腹に栄養の入った袋をつけているため))
餌は親メダカの餌を粉末状にしたものをあげています。ゆで卵の黄身の欠片をあげている方もいるようです。
(※濁りそうなので自分はやってませんが)
稚魚は、水質・水温の変化に弱いので水替えは出来るだけ控えて慎重に行ないましょう。
エアレーションや濾過器は、必要ありません。巻き込まれる可能性大
稚魚もある程度大きくならないと親メダカに食べられてしまうので、2cm程に成長したら同居させましょう。